2016年04月20日

ハドソン トンプソン 真鍮削り出し マガジンキャッチ

先日に引き続き真鍮削り出し(一分ロウ付け)にて製作しました ハドソン トンプソン マガジンキャッチです。
滑り止めを手作業にて加工し黒染め後に本体に取り付けました。
言うまでも無く右側が粒間腐食により崩壊した亜鉛合金製のオリジナルパーツです。








  


Posted by マホガニー工房  at 17:38亜鉛合金製モデルガン

2016年04月16日

真鍮削り出し M1A1トンプソン マガジンキャッチ

お客様のご依頼により粒間腐食してボロボロになってしまったマガジンキャッチを真鍮削り出し(一分ロウ付け)にて製作しました。
まだ滑り止めの格子状セレーションと穴、表面仕上げとブルーイングは施していませんが、取り敢えず写真をUPしました。
今回使った真鍮は、鉄と同じ位?硬いと思われるシルジン青銅なのか、それとも最強硬度をもった真鍮なのか・・・・・焼き戻し処理をしても糸鋸の刃が太刀打ち出来ない程の硬度を持っていました。
叩くとチーンと硬さが分る金属音!
作業効率を考えると今後の真鍮削り出しには絶対に使えません。
主要部品では使えません。





  


Posted by マホガニー工房  at 21:27亜鉛合金製モデルガン

2016年04月08日

ZEKE M36 グリップフレーム修理

ZEKEの亜鉛合金製タナカ用メタルフレームの修理です。
グリップフレームのスリットのほぼ全ての部分から分離していました。
今までに何度か行っている修理ですが、今までブログにUPしていなかったので改めて掲載します。
リボルバーですので用心には用心と言う事で安全対策のし過ぎ?だと思いますが、落としただけでグリップフレームの改造防止スリットから簡単にバラバラになってしまうZEKE製の可哀想な亜鉛合金製リボルバー外装のフレーム達・・・・・。
タナカのインナーフレームを利用し、落としても壊れないように修理加工しました。
フライス盤等の切削機械を使うと尚更スリット部分から分離してしまうので、まずはスリット部分を合金で埋めてから手作業でZEKE製フレームのグリップスレーム内をタナカオリジナルのインナーフレームが入るように手作業で切って行きます。
亜鉛合金を糸鋸で切る事がいかに大変か、実際に作業した事のある方ならお分かり頂けるかと思います。
普通は糸鋸の目は詰まるし刃が折れるしで大変な事になります。
糸鋸で作業しヤスリで形成後にタナカのインナーフレームが綺麗に収まったら合金を流し接合して行きます。
あとは余分な合金を削って仕上げ、白または黄色のスプレーを施せば完成です。
M36だけでは無く、M29等のZEKE製フレームの加工もお受けします。
現時点で破損していないフレームと破損している場合の加工代金は異なりますので、詳しくは下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせは緊急時を除きご遠慮ください。
colt61navy@yahoo.co.jp


  


Posted by マホガニー工房  at 23:41ガスガン

2016年04月07日

MGC ディテクティブ トリガーピン修理 その他

MGCディテクティブのダブル&シングルアクション作動が可能で、カートもエジェクト出来る製造時期の非常に短い極レアの個体を修理しました。
良くある破損の1つでフレーム側のラッチがスライドするスリット部分が欠けていたので、板状のパーツを削り出し合金で接合してあります。
トリガーピンが欠けて、修復する形でフレームとサイドプレートを貫通する形でネジ留めされていた為、サイドプレートの貫通ネジ穴を亜鉛合金でピンネジを作りネジ込んだ後合金で埋め、真鍮でトリガーピンを製作しネジを切ってフレームに取り付け合金で接合しました。
黒染めしてスプレー塗装をして完成です。











  


Posted by マホガニー工房  at 20:21亜鉛合金製モデルガン

2016年04月07日

ハドソン ローマン セフティーコネクター&ハンドスプリング

簡単に破損してしまうハドソン ローマンのセフティーコネクターとハンドスプリングを製作しました。
今までにも何度と無く真鍮削り出しにて製作した事のあるパーツです。
真鍮は一部ロウ付けしてあります。
真鍮(黄)ロウでのロウ付けなので、比較的低温度で溶ける銀ロウと溶解温度が違い真鍮が溶ける寸前に高温で溶ける(流れる)為、溶接と同じ位の強度があります。
ハンドスプリングは焼入れで失敗するので、複数製作し焼入れが上手く行った物が製品になります。
いつもの事ながら焼入れは簡単そうでも非常に難しい作業です。




  


Posted by マホガニー工房  at 18:58亜鉛合金製モデルガン