2013年05月31日

コルトSAAフレーム ケースハードゥン風染め加工

タナカガスガン用コルトSAA亜鉛合金製外装フレームにケースハードゥン風の薬による染め加工を施します。
実銃(スチール製)と遜色の無い鮮やかなケースハードゥンの模様が再現出来ます。
モノクロ(単色)系のケースカラーも再現可能です。
ケースハードウンは単色系だけだと思い込んでいる方もいらっしゃるようですが、こればかりは陶芸と同じく自然?の成せる技ですので、正解はありません。
私は鮮やかなケースハードゥンが好きで、現在市場のモデルガンに於ける単色のケースハードゥンが味気ないので成功例であるケースハードゥンの再現をケースハードゥン調として目指しています。
お客様のご依頼になるべく沿うような加工を出来る限り目指します。
市販のケースハードゥン用の染め剤による物では無く、当工房オリジナルの染め剤によっての加工の為、実銃のケースハードゥン成功例?のような鮮やかな色合いになります。
まずは元々の黒塗装を除去し、パーテーションライン等を除去後に鏡面仕上げを行い、薬品によるケースハードゥン風の染めを行います。
当然の事ながら1点1点染めの模様は異なります。
上記の加工は20,000円〜になります。
ケースカラーの保護も承ります。
現行法ではガスガンの場合、外装をオール金属で組み上げる場合は、バレルを金属によって閉鎖し白または黄色で塗装する必がありますが、シリンダーを外したり、アウターバレルをプラスチックに換装する等のフルメタルを回避しる処置によって、白または黄色の塗装をしなくても合法的に所持する事が可能です。
亜鉛合金製モデルガンを黒染めする場合は、ガスガンとはカテゴリーが違う為、黒染めのガスガンと同じ保管方法では問題があり白または黄色での塗装とバレル閉鎖が必要になります。


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当工房のケースハードゥンはColtの1st、2ndの色鮮やかなケースハードゥンを再現しています。
勿論、当時は動物の皮等を燃やしての処理だったので、色が鮮やかな物とそうで無い物が存在します。
実用品だった当時のSAAオリジナルは、鮮やかなケースハードゥンは残りずらいと言う事が理解出来ます。
SAA以前のパーカッション リボルバーでもケースハードゥンが綺麗に残っている物は、木箱付きの殆ど使われていない物に数多く存在する事でもご理解頂けると思います。
下記コルトオリジナルの色鮮やかなケースハードゥンは、ウベルティーの薬品によるケースカラーでもまあまあの再現力である事が分ります。
最初の2枚の写真は1873年製初期のPinch Frameと呼ばれるモデル。
次の4枚は1940年製の38Spcial。
最後の2枚は2nd GenerationのSAAです。
下の実銃写真は全てネットでの拾い物です。


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Posted by マホガニー工房  at 15:52 │ガスガン