2017年12月25日

MGC S&W44AUTO 前期型

同じくクリスマスにMGC44AUTOの真鍮パーツ交換の依頼です。
ポン付け出来る個体と出来ない個体があるようです。
亜鉛合金製モデルガンが売れに売れていた時代で型の改修も頻繁に行なわれていた時代ですから同じ精度でパーツを製作してもポン付けは不可能!
今回は、トリガー以外は全て加工して取り付けました。
当工房では基本的にオリジナルメーカーの本体に加工を加えないのをモットーとしているので、今回組み込みのオーダーがあった次第です。

MGCの中でも特に私の好きなモデルガンです。
昔々、高校生の頃、ガス抜け黒染めの個体を中古で購入して持っていたのだが誰に売ってしまったのか・・・すっかり忘れてしまった。
月刊Gun誌の売りたし買いたしのコーナーで売却したのだろうか。
思い出せない。




  


Posted by マホガニー工房  at 20:40Comments(0)亜鉛合金製モデルガン

2017年12月25日

WA 真鍮 ブラックホーク

クリスマスにWA BH 真鍮製モデルガンの修理が入って来た。
当時の真鍮製モデルガンでは砂型鋳造の際にスの多いモデルガンとして真鍮製モデルガンマニアの中では有名なモデルです。
特にシリンダーシャフト(ベースピン)のハンマー側の軸受け部分に気持ち悪い程のスが見られる個体があります。
今回お預かりした個体は軸受け部分にスが全く無い美しい個体です。
とは言え他の部分にスが見られ、銀ロウで消す試みが見られます。
旧六研真鍮製モデルガンでも、スを埋める為に洋白をスに銀ロウ付けした個体を見掛けます。
当時の真鍮製ハンドガン(モデルガン)は、削り出しでは無く砂型を使ってラフに鋳造した物を削って表面仕上げし加工し製品にしていたので、個体によっては多少のスが見られます。
現在入手出来るZEKEの真鍮製モデルガンは真鍮ブロックからの完全削り出しですので、真鍮の素材自体が非常に柔らかいとは言え真鍮モデルガン唯一の削り出しとなっています。
レミントン製の1800年当時の古式銃と呼ばれ日本国内で登録証付きであれば所持出来る物も砂型を使った鋳造でした。
当時のアメリカの一体型のフレームの物は、殆どが砂型を使った鋳造品を加工した物です。
レミントンではスが出た物は廃棄していたと考えられます。
コルトはブロックからの削り出しです。
この点からコルトはコレクションするにも貴重な物かと思われます。
リムファイアーになりますが、S&WNo2等はラフな鍛造からの削り出しです。

シリンダーの回転不足(1ヶ所のみ)の解消とリアサイトを上下左右に完全稼働(クリック)するようにリアサイトassyをスチールにて新規製作して欲しいとのオーダーです。
ラチェット部分に真鍮を盛って修正するかシリンダーハンドを新規製作する事になると思われます。
お預かりした状態ではハンマーすら起こせない状態で、まるで無可動実銃のようです。
取りあえず分解して内部を確認している所です。





  


Posted by マホガニー工房  at 20:34Comments(0)モデルガン