2019年12月13日

旧六研 真鍮製 ウッズマン マガジン 再生

ウッズマンのマガジン外周とマガジンフロアの2点のパーツしか無い物を使い物になるようにパーツ製作した物です。
私物のマガジンを分解しパーツを製作しマガジンを再生しました。
昭和52年の法改正の際に、旧六研で残りのパーツの販売が行われました。
恐らく誰かがその時に入手した物かと思われます。







  


Posted by マホガニー工房  at 16:01真鍮製モデルガン

2018年04月08日

六研 真鍮製 コルト ウッズマン 

旧六研真鍮製ウッズマンの木製オリジナルグリップは評判がすこぶる悪いので、実銃用オリジナルの樹脂製グリップ(コルト公認リプロ)に換装しました。
ご存知のようにZEKEの真鍮製モデルガンは実銃のサイズを正確に再現しているので、実銃用グリップはポン付けもしくは僅かな擦り合わせ程度にて取り付け出来ますが旧六研真鍮製ウッズマンでは流石にそうは行きません。
旧六研製真鍮モデルガンを神格化しようとしている一部のマニアが存在するようで、確かに製造された年代も考慮しなければなら無いとは思うのですが、ZEKEの真鍮完全削り出し製モデルガンと比べれば致し方無く再現性は一目瞭然です。
でも流石!六研、その存在感は現代でも半端ではありません。
硬度の制限が無かった当時の真鍮の硬さ重さ、素手で触っても変色しづらいetc。
ZEKEは必要以上のエッジが立っていますが、旧六研真鍮モデルガンは実銃レベルです。
ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、旧六研真鍮製モデルガンは真鍮インゴットからの削り出しでは無く、砂型を使ってラフに鋳造した真鍮もしくは、真鍮以上に硬いシルジン青銅製のGM2ndとミリポリDX等のインゴットをアナログの機械加工によって加工し表面を磨いて仕上げ製品にしています。
旧六研のオーナーは勿論お分かりのように、六研の真鍮製モデルガンでは砂型鋳造によるスが一部分に存在し、スによる欠落が酷い部分には洋白もしくは銀で大きなスによる欠落を銀ロウにて接合修正する、もしくは銀ロウかハンダにて細かなスを修正(実際には修正出来ていませんが)しているので砂型鋳物の鋳造と判断可能です。
ZEKEは硬度の法的規制により非常に柔らかい快削黄銅(真鍮)のインゴットを5軸のマシニングセンターにて完全削り出しにて製作しています。
旧六研真鍮製モデルガンのように手作業にての表面仕上げ(磨き)はされておりません。
旧六研の最終モデル(ブローニングM1910やウッズマン)では最終型の実銃を採寸していると思われますが、実銃用グリップを取り付けるにはかなりの加工が必要です。
ましてや、六研のウッズマンは実銃と比べ特にグリップ周りが1〜2mm程大きいいので実銃用グリップを取り付けても周辺に1mm程隙間?が出来てしまいます。
例えば実銃でもグリップが合わずにグリップ周辺に1mm〜2mm程の隙間が出来てしまう個体もあるようで写真はその個体です。
一番右の写真はネットから拝借したものです。
http://www.rimfirecentral.com/forums/showthread.php?t=525858

六研のウッズマンのリアサイトは殆どダミーと言って良く、全く上下左右にクリックしません。
真鍮もしくは亜鉛合金製のWA BHよりも酷い出来です。
実銃用のイライアソン製リアサイトを取り付ければ完璧?ですが、スクリューの位置等を考えても簡単にはカスタム出来そうもありません。

六研真鍮製ウッズマンへ取り付ける為の実銃グリップの正規の合法輸入(実費)加工及び取り付けを行います。
周辺の隙間?を改善する為の加工も行う様に準備を検討しています。
詳しくはお問い合わせください。
当工房の加工や輸入代行は代金先払いが基本です。