2018年05月17日

MGC ルガー P08 エキストラクター トリガーバー

MGC ルガー P08 エキストラクター トリガーバー スチール削り出し

破損したエキストラクターとトリガーバーをスチール削り出しにて製作しました。
エキストラクターはスプリング取り付け部分の突起もエキストラクターと一体型の削り出しです。






  


Posted by マホガニー工房  at 16:55亜鉛合金製モデルガン

2018年05月17日

MGC ルガー P08 ブリーチブロック 修理

MGC ルガー P08 ブリーチブロックのトグルを引いて排莢させる際にカートが下に落ちないように付いている突起部分の再生です。
真鍮でカートのリム部分を固定する為のパーツを削り出し亜鉛合金のブリーチブロックをミーリングマシンで1mm程削り接合してあります。
亜鉛合金製のモデルガンは発火した後クリーニングしないと腐食やパーツ同士の固着が顕著に起こります。
勿論、質の良く無い不純物たっぷりの再生塊で鋳造されたモデルガンはボロボロになってしまいます。
JISマークの入った亜鉛合金のインゴットを使って鋳造すれば亜鉛合金も長持ちしますが、残念ながら当時のモデルガン業界には良心が無かったのか質の良く無い亜鉛合金で製造されたモデルガンが比較的良く見掛けられます。







  


Posted by マホガニー工房  at 16:50亜鉛合金製モデルガン

2018年05月14日

MGC S&W44AUTO メインスプリングハウジング

先日に続きMGC製S&W44AUTOのメインスプリングハウジングのカスタムです。
写真のように、ほぼ完成しました。
手間の掛かるカスタムの場合、同じ加工を続けて行う訳では無いので、完成までに時間が掛かる場合が殆どです。
切ったり削ったり足して接合したりと大変な作業となりました。
出来れば2度と加工したく無いです。(笑)
ハウジングピン周辺も厚みが足りないので0.6mm程、亜鉛合金の薄板を接合してあります。
写真の黒く大きなM39用のメインスプリングハウジングをカスタムしてあります。








  


Posted by マホガニー工房  at 17:54亜鉛合金製モデルガン

2018年05月02日

MGC S&W 44AUTO メインスプリングハウジング

あまりに有名なMGC S&W 44AUTO 初期型 虹色メツキです。
私的には亜鉛合金製モデルガンでは究極のコレクションでは無いかと思います。
現在、合法処理済みの最初期型もカスタムの為に入庫中です。
メインスプリングハウジングが粒間腐食でクラックが全体に走っている為にメインスプリングハウジングの新規制作を前提にお預かりしています。
どう言う訳かメインスプリングハウジングは粒間腐食に見舞われ易いらしくヤクオクでも単品での出品は皆無です。
既に当工房のブログにて某工房制作の真鍮削り出しのパーツ取り付けにてお預かりしている個体です。
真鍮パーツを制作している工房でも劣化が進んだ亜鉛合金製モデルガンへの取り付けは行えないとの事でお預かりました。
真鍮での1点物の完全削り出しでは、制作費がどの位掛かるか分かりませんので、かなりの改造が必要ですがM39の亜鉛合金製メインスプリングハイジングのカスタムにて対処したいと思います。
カスタムの過程の詳しくは添付写真をご参照ください。
亜鉛合金を接合出来る当工房ならではの加工かと思います。

ちなみに加工途中の写真を添付していますので予めご了承ください。













  


Posted by マホガニー工房  at 22:24亜鉛合金製モデルガン